鏡と文化

鏡は生活必需品の日用品です。どのご家庭にも必ず一つはあります。
洗面台や鏡台、化粧台、手鏡、姿見、壁掛け鏡、置き鏡など、男女を問わず利用します。近頃はガラスだけではなく、ポリエステルフィルムやプラスチック製の鏡もあります。

鏡は、「鏡の向こう側にもう一つ別の世界がある」と捉えられ、世界各地の文化や、哲学、宗教に大きな影響をあたえました。日本でも神様や文化に関係する神鏡(しんきょう)または宝鏡(ほうきょう)といえば、三種の神器の一つ「八咫鏡(やたのかがみ)」は有名ですね。

物語の中でも重要なキイワードやアイテムであったり、「鏡の世界」を描いた作品もあります。
現代でも、都市伝説の一つとして「合わせ鏡の悪魔」なんてものも耳にします。(合わせ鏡を作り、呪文を唱えると悪魔が現れて未来を教えてくれるそうです)

鏡は祭祀の道具でもあり、お守りであり、運も不運も呼び、不思議な世界を想像させてくれます。

もしも鏡が割れてしまったときは…?

鏡は生活の一部に溶け込んでいます。そんな鏡が割れてしまった場合、破棄して新たに購入するのも良いですが、思い入れの強い家具等の鏡であれば、修理するのも一つの手段です。しかし、鏡屋さんはあまり耳にしません。馴染みもありません。地元にないなら配送するしかありません。どこへお願いしたら良いか――

意外なのですが、鏡の修理はガラス修理業者さんが行ってくれるようです。鏡はガラスから作られますもんね。
破棄する場合は、ゴミの分別にしたがって、新聞紙などに包み、「割れ物注意」等書いて、燃えないゴミの日に出してください。

東京や大阪の出張ガラス修理は窓猿へ